鳥羽事業所について
鳥羽事業所は、平成27年4月に開所しました。福授園では一番新しい事業所です。「苦手」を克服するよりも「得意」を伸ばすことを大切にし、「働く」喜びを感じながら毎日笑顔で通所していただける事業所を目指しています。令和元年には、生活介護事業「すまいるルーム」を立ち上げ、利用者の方々の状態に合わせたよりきめ細かい対応ができるようになりました。詳しくは動画をご覧ください。
福授園 鳥羽事業所
〒916-0015福井県鯖江市御幸町3丁目8番4号
TEL(0778)51-6100
FAX(0778)51-6101
E-mail toba@fukujuen-sabae.or.jp
- 生活介護
- 就労移行支援
- 就労継続支援B型
封入(受託作業)
お店や会社、学校がお客様向けに出しているダイレクトメール発送の仕事をメインに行なっています。作業内容は、いろいろなチラシを袋に入れて宛先シールを貼り、郵便局や宅配の会社に届けることです。その他にもエコバックなどのグッズの袋詰め、サンプルの梱包なども行ないます。間違いや抜けがないよう細心の注意を払っています。
リサイクル(受託作業)
工場で作られる不良品を、資源として再利用できるように分解・分別しています。作業が比較的簡単で、納期もゆるやかなので、どんな人でも取り組みやすい仕事です。納期のある作業について行くのが難しい方や一定した作業が得意な方が取り組んでいます。作業場はいつも和気あいあいとした雰囲気です。最近はすっかり慣れてたくさんの数をこなせるようになり、売上げも上がってきています。
施設外就労
施設外就労とは利用者の方と職員がユニットを組んで、請け負った業務を実際に企業等へ出向いて作業することです。皆様が施設内では味わえない緊張感を持って取り組んでおり、やりがいや達成感へと繋がっています。また一般企業で作業することで、仕事のルール等が身について就労への意欲が出てきています。
給食
鳥羽事業所内の厨房で、福授園の利用者の方々と職員が食べるお昼のお弁当を毎日250食ほどつくっています。利用者の方と職員が協力して、調理、盛付け、食器洗いや掃除などに取り組んでいます。毎日お昼に間に合うようにするため大変なこともありますが、それぞれの特性に合わせた作業があり、みんなが責任感を持って一生懸命がんばっています。
印刷
印刷部では、おもにチラシ、冊子の作成、その他にも封筒、名刺、賞状等の印刷をしています。イラストレーター他様々なソフトを使用し、日々作業に取り組んでいます。UVプリンターも導入し、今後は自主製品にも力を入れていきたいと考えています。利用者の方と職員でひとつのチームとなり、お客様に喜んでいただけるように日々頑張っています。
木工(HIDAMARI工房)
HIDAMARI工房では、福井県産材を使った木のおもちゃをつくっています。ひのきや杉の板に切り線を書いて、電動のこぎりで切って、トリマーで角を落として、ベルトサンダーで表裏と側面を磨いた後、ひたすら手磨きで仕上げていきます。メンバーはそれぞれ得意な作業を担当しています。根気の要る大変な作業ですが、みんなで力を合わせてがんばっています。週1回のハピリンなどへの商品の配達は楽しみのひとつになっています。
すまいる(生活介護事業)
その日の体調、精神面で不安のある利用者の方に寄り添いながら、少しでも気持ちが安定してもらえるようサポートしています。休憩時間には、ゲームをしたりDVDを見たりなど各自が楽しむことのできる憩いの場です。すまいるの活動としては、若返り体操や肥満防止など目的別の体操、季節を感じながらの散歩や外出、園芸などいろいろな取り組みを行っています。生活介護事業が立ち上がってから1年、手探り状態で紆余曲折ありましたが、利用者の方が安らげる居場所としての役割をしっかり担えるようになってきています。