福井県鯖江市にある身体・知的に障害を持つ方の福祉サービス事業所です。

うららのとうふができるまで

120gのおとうふに夢を

学校を卒業し、「自立」を目指して働くことを通し、社会に出て生きるためには「職場」は必要不可欠です。

でも現実は厳しく、施設で作業に取り組みながら就労を目指していますが、年数だけが過ぎていきます。働きたくても働く場がなかなか見つからないのが現状です。

力はあってもなかなか就労につながらない・・・そういった障がい者の働く場として、「神明とうふ工房」を開所しました。もちろん最終目標は一般就労。障がい者自立支援法でいう就労継続支援A型(雇用型)事業所です。

一般の会社とは違いますが、1個120gを中心としたおとうふの生産から販売まで行う「とうふ工房」は、最低賃金保障など一般の会社に近い雇用条件で「働く場」です。

とうふ工房に採用された若者が質問してきました。「これで僕も友達に追いついた?」同じ障害を持つ友達は、既に普通の会社で働いているそうです。

これから毎日120gのおとうふを通じて働くことで、彼の夢をかなえるためのスタートラインに立つことができました。

採用試験は洗い物

開所にあたり採用試験を行ないました。実務試験は洗い物。食品製造で大切な「衛生管理」。仕事の初めから終わりまで洗って、洗って・・・。

寒い日でも、疲れていても欠かせない大事な仕事です。
隅々まで、延々と洗うことを嫌がらずに出来ることが必要でした。

汚れが残っていると指摘され、下を向き、合格と言われて、満面の笑みの連続の2週間採用試験でした。早くすることは後でいい。まずは、きれいにすることに取り組めるかの姿勢が大事でした。

1%と一瞬と1度

とうふ作りは繊細でした。大手企業とは違い、小規模のとうふ工房では、手作業でとうふ作りを行っています。

にがりの量が1%違ってもとうふの味と硬さに変化が。
にがりを入れるタイミングが一瞬でも違うと固まらず。
充填とうふのボイル温度が1度違うと、やはり硬さと味に変化が・・・。
繊細な製品でした。

秤やビーカーとにらめっこ!豆乳に見立てた水をバケツに入れる練習、にがりの代わりに水を入れる練習を何十回も!ボイル後の完成品をドキドキしながら試食。

そんなことの繰り返しの中から「うららのとうふ」が完成しました。

うららのとうふ

「うららのとうふ」という商品名とキャラクターは、福授園の利用者の方とそのご家族、職員から募集しました。

素敵な言葉やかわいい表現、そして親父ギャグ的なユニークなものまで、ひとつに決めてしまうのがもったいないくらい色々な名前を提案していただきました。

その中に作者不明の「うららのとうふ」と書かれた用紙が1枚。
とうふ工房ができた理由と、地産地消にこだわった製造と販売方法を表現するとすればこの名前が1番でした。

「うらら」とは、福井県の方言で「我々」という意味。
まさに、材料も製品作りも販売も消費も地元のみんな(我々)で!方言「うらら」で!

うららのとうふ商品案内
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