- 福授園に就職したきっかけは何ですか?
ちょうど転職期間だった頃に、石川さん(現園長)から「福授園の見学に来てみないか?」と誘っていただき、そこで初めて障がいを持った方と出会いました。 今まで自分はどうしてもマイナスのイメージを持っていたんですが、生き生きと皆さんが働いていたり、明るく笑顔で頑張っている姿を見て、「あぁ何かイメージと違うな」って思いました。 その後の石川さんとの面接で「利用者様は自分を映す鏡だ」と言われたのが今でも印象に残っています。 あとはインターネットで障がい者福祉って何だろう、支援って何だろうって自分なりに調べてみたんですけど、「障がい者福祉は面白い」とか「クリエイティブな仕事」だって言ってるような人が結構いて、それなら面白そうだなって思って就職を決めました。
- 仕事のやりがいや楽しみは何ですか?
今「福祉はクリエイティブだ」って話はしましたが、やっぱり日々の作業や仕事っていうのは、どうしても同じことの繰り返しになることが多かったりします。 でもその中で、自分は青果の作業をしていますけど、計量がぴったり合ったとか、何かそういう小さな楽しみを自分の中で作ったりとか。 あとはやっぱり毎日作業に納期があるので、皆と一緒に「たくさんの仕事が終わった!」って言って、笑顔で帰っていく利用者様を見ていると、何か楽しいなって思います。
- 仕事の大変なところは何ですか?
大変なこと…一つ思い当たるのは、一時期ちょっと悩んだのは、本当に自分はちゃんと支援をできているのかなとか…仕事に追われてしまって、本当にこれって正しいのかなみたいな。 正解がない仕事だっていうのが、逆にちょっと悩みというか、迷いになったことがありましたね。 そんな中で研修に参加したり、自分より経歴の長い職員の方に話を聞いたりすると、「一緒に仕事するのも支援だよ」と言われたりして、それが考え方を変えるきっかけになりました。 そこからは作業のスピードアップなど自分のスキルを上げることで、周りを見る余裕ができたというか。 利用者様も安心して仕事ができて、この人と一緒に仕事してると安心みたいな。 そういったところにもちょっとずつ繋がっていったりとか…同じ作業の繰り返しの中でも自分にできることってあるんだなって気づきました。
- 休日はどのように過ごしていますか?
個人的にはワークライフバランスは悪くないと思っています。 家では気楽にできるっていうのも大きいかなと思うんですけど 基本的に家では動画を見たりとか、パソコンを触ったり、ゲームをしたりっていうのがほとんどですかね。 もう完全インドア派なんで出歩かないです(笑)
- 今後福授園で挑戦してみたいことはありますか?
本当に漠然とした感じですけど、大きい行事。 やっぱりお祭りみたいなものをしたいなって思っています。 事業所単位でのちょっとした納涼祭や収穫祭みたいなイベントはやったことがあるんですけど、もう大きく「福授園祭!」じゃないですけど、大イベントをやれると良いなと思います。 地域共生というか、利用者様と社会の繋がりを考える中で、地域の方にも来ていただけるような福授園のお祭りが開催できると面白いなって思ってはいるんですよね。