職員インタビュー

H.H さん

- 福授園に就職したきっかけは何ですか?

僕のおじいちゃんが目が見えない障がいを持っていたということと、出身小学校が福祉施設の近くにあり、当時ボランティア体験の授業がありました。 そして家族がその福祉施設で勤めていたりもあって、もともと福祉の仕事に対しては身近でポジティブなイメージを持っていました。 憧れがあったというわけではないんですが、働く選択肢として福祉施設はありだなと感じていました。

- 仕事のやりがいはありますか?

利用者様や周りの人との繋がりができていくことが一番の魅力かなと思います。 福祉の仕事って利用者様のためにっていう思いになりがちですが、実際には自分自身の成長にも繋がっています。 ついつい人のためとか、利用者様のためにっていう考えになってしまうんですが、ちゃんと自分にも返ってきてる。それが面白いっていうか、良いところだなと思います。 一番の中心には自分があって、そこからの"人"だと思うので。

- 仕事を通して自分自身の変化はありましたか?

もともと自分から利用者様に話しかけるタイプではなく、どちらかというと人を観察することが多かったんですが、徐々にふわっと入れるようになったというか…。 忙しい仕事が終わった後、利用者様に「頑張ったね、お疲れ様でした」「無事に納期を終えることができたね」みたいな話をしてる時に、お互い職員と利用者様ではあるけれど、一緒に仕事をしている仲間のような認識を感じました。 その点が成長というか、学びになったのかなと。

- 大変なことはありましたか?

うまくいった日がなかなかないのが現実としてあります。 利用者様の支援についての悩みもありますし。失敗とまではいかないですけれども、うまくいかなかったことの方がやっぱり多いなって思います。 ただそこから2、3年が経ったりした時に振り返ってみると、そういう経験があったから次はこうしてみようかなとか、続けてきたからこそ、何かもう笑い話にするんじゃないですけれど…そういうふうに捉えられるようになりました。 それはそれで経験としてプラスになった面もあるのかなっていう。 器用になったと言うと語弊があるかも知れませんが、年季なりにちょっと見えてきたものがあるのかも知れません。

- 休日はどのように過ごしていますか?

仕事と切り離しているというか、休みの日はあんまり仕事のことを考えないようにしています。 とりあえず体を動かすことが趣味ですかね。もともとホッケーをやっていたんですが、また知り合い同士で始めました。 試合に出たりっていうような感じではないんですけれども、草野球程度にやっています。 そこがリフレッシュになっているのかなって思いますね。

- 今後挑戦してみたいことはありますか?

周りの人から見て、一緒に仕事していて良かったなって思われる人になりたいです。挑戦してみたいことを聞かれるとなかなかないんですけれども。 一緒にいる人たちには一生懸命、前向きに取り組んでもらえたら良いなと思っていますし。 周りで悩んでる人がいたり、困りごとで自分にできることがあれば、そこは率先して対応していきたいなと思ってますね。 この言い方が合ってるかは分かりませんが。重い障がいの人たちいるからできないっていうことにはしたくないので。 作業の話があれば、そこは利用者様と協力しながら、いろんなことをやっていきたいなとは思っています。

- この仕事はどんな人におすすめですか?

これまでにいろんな人を見てきてなんですが、福祉の仕事をやってみようって思っている時点で、多分良い人だと思うんですよね。 もともと良い人だと思うんで、きっと「入ってきて頑張らなきゃ!」っていう思いもあると思いますが、楽な気持ちでいてもらえたらというか、困ったことがあったら一人で抱え込まずに周りに相談してもらえると良いかなって思います。

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