HIDAMARI工房

加工のようす

切断作業

切断作業写真

福井県産ひのき板に型紙を使って切り線を描き、電動糸鋸でひとつひとつ切り出していきます。最初はDIY用の簡易な電のこでしたが、鳥羽事業所に移転してから少し大きな電のこを購入していただいたことで、歯が折れることがほぼなくなり、作業効率がよくなりました。マグネット等は板にイラストとともに切り線も印刷し、切り抜いています。利用者のMさんのスキルは年々上がっており、恐竜などかなり複雑な切り線もきれいに切れるようになりました。切り出していくと、木工室にひのきのいい香りが漂ってきます。
Mさんには精神障がいがあります。3年前はほとんど通所できなかった状態だったのですが、今では毎日しかも丸1日作業ができるようになり木工部にはなくてはならない大きな柱となりました。本人の努力はもちろんですが、木の癒し効果も大きかったのではないかと思います。

磨き、穴あけ作業

手磨き作業写真 機械磨き作業写真 穴あけ作業写真

「角がない方がいい!」そんなママさんたちのアドバイスをいただいたことで、どんどん角が丸くなり、今の丸みにたどり着きました。もちろんひとつひとつ手で磨いています。特にお子さまがつかうおもちゃは、角をとり、丸く丸くつるつるになるように磨いています。仕上げのサンドペーパーは粒度600を使っています。 くるまやさかなつりの穴あけも方法を工夫することできれいにできるようになってきました。

文字書き、コーティング、袋詰め作業

文字書き作業写真

あいうえおさかなつりなどの「文字」は自閉症の方が一文字一文字鉛筆で手書きしています。その手書きの文字を職員が焼きペンでなぞっています。
ひのきのくるまは、アルコールで汚れをふき取った後、天然オイルの亜麻仁油をうすく2~3度塗りこみ。3日乾かしてから、タイヤを付けます。
おふろであそぼうは袋詰めをする際、それぞれの位置が決まっているので、写真を見ながら並べています。彼らは視覚的情報に強いので、材料なども一目でどこにあるかわかるようにしています。記憶力もよい担当のHさんはどこに何があるのか、もうすっかり覚えています。

製作中のひのきのくるま写真

ストラップはペンチを使ってパーツを取り付け、マグネットは台座に磁石を埋め込みます。全部終わればリボンなどの装飾をして完成です。
実はパッケージも利用者さんが1枚1枚はさみで切って、必要なら組み立てています。パッケージ印刷はどうしても大量ロットになるため、すべて自分たちで作りました。素材には主に越前和紙を使っています。

作り手は、自閉症、発達障がい、知的障がいなど支援を必要とされる方々が中心になっています。みんなそれぞれ得意な作業を担当し、驚くほどの力を発揮されています。支援員は苦手な分野をサポートしています。私たちには特別な技術も職人技もありません。とにかく「一生懸命つくる」ことしかできませんが、安心安全と地元の木材にこだわり、かわいくて、やわらかくて、いい匂いがして、赤ちゃんもママも思わず笑顔になる木のおもちゃを目指して製作しています。一度手に取っていただけると嬉しいです。

HIDAMARI工房

社会福祉法人福授園木工部 HIDAMARI工房

〒916-0015 福井県鯖江市御幸町3丁目8-4
TEL:(0778)51-6100 FAX:(0778)51-6101

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